Silicon Valley
シリコンバレー エリアの特徴
<基本情報>
カリフォルニア州人口:4000万人
シリコンバレー人口:300万人
シリコンバレー面積:4750km²
シリコンバレーは、カリフォルニア州サンフランシスコベイエリアの南部に位置するサンタクララバレーおよびその周辺地域一帯の呼称である。名前の由来は半導体メーカーやIT関連企業などが盆地に密集していることからきている。世界的に知られるアップル、グーグル、ヤフー、インテルなど多数のインターネット関連企業が生まれたことでも有名で、情報通信産業の一大拠点となっている。気候は年間を通して気温の変化が少なく過ごしやすいが、冬季は雨季にあたり雨の日が続くこともある。
シリコンバレーの魅力
高学歴・高収入が集まる地域
シリコンバレーの人口は約300万人で、うち104万人もの人々がサンノゼに集中している。サンノゼはカリフォルニア州で3番目、全米でも10番目に大きい都市であり、住民の4割近くが外国生まれの移民である。また5割が大学卒で、全米でも珍しい他民族・高学歴コミュニティーとなっている。米国国勢調査局の2016年のデータによると、大学院卒の中間年収は11万ドル(1200万)を超えており、かなりの高収入であることがわかる。
人口が集中する理由
低い山地が大半を占めることで人が住めるエリアは限られているため、住宅需要は非常に高い。ハイテク産業の雇用が増えるにつれ、人口が増加し住宅需要も高くなるという現象が70年代から続いている。サンノゼにはアドビ本社、クパチーノ・サニーベールにはアップル本社、ヤフー本社がある。日系スーパーやレストランなども多いため、環境の良さと教育水準の高さから日本人駐在員も多く住んでいる。
全米トップレベルの価格と賃貸需要の高さ
全米でもトップレベルの不動産価格と言われているが、2017年一戸建て住宅の中間価格は100万ドル(1億1000万)を超えることからも明らかである。スタンフォード大学があるパルアルトには企業のトップ陣なども多く住んでおり治安も良く生活水準が高い。賃貸市場でも賃料が上昇しており空室率は低い。1LDKの平均月額家賃はおよそ2500ドル(28万)、2LDKで3200ドル(36万)、3LDK以上だと5000ドル(56万)以上となっており、賃貸需要は引き続き高くなっている。