ゴールドマンサックスは、アメリカでも最大の金融機関であり、多額の不動産投資もしています。1月末、2023年不動産予想を発表しました。驚くことにその内容は、今年の間に2008年に経験した不動産価格クラッシュ(暴落)が起こるだろうというものです。国内でも4つの大都市、サンノゼ、サンディエゴ(カリフォルニア州)、オースティン(テキサス州)、フェニックス(アリゾナ州)で25%以上の不動産価格暴落があると予想しています。インフレが進み、利息が上がり続けるアメリカですが、フロリダ州(主にマイアミなどの南東フロリダ)では、このような傾向に影響されるどころか、反対に順調なペースで不動産価格が上昇しています。アメリカ他州から流れ込む人口に対応しきれない住宅事情が主な理由です。また、コロナパンデミックが終わったことにより、南米からのバイヤーも急増し、さらに不動産価格を押し上げています。すっかり、不動産ブームが冷え切ってきているアメリカですが、フロリダ州は一番ホットな市場といってもいいと思います。これからも順調な伸びが予測されます。
(記事執筆・資料提供:住田ヒロ氏)
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